長寿の秘訣とは?
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It has long been held that the ideal human body temperature is a snug 37 degrees Celsius. Our bodies stick rigidly to it when healthy, and high fevers can be deadly. But a new study suggests that 36.5 °C might be even better...
元の記事
Cool mice live longer@news@nature.com
11/2の記事です。
人間の理想的な体温は37℃ですが,それより少し低い,36.5℃がより良いようであることがわかりました。
普通の体温よりも0.5℃ほど体温を下げられたマウスは,約20%長生きしました(人間の年齢に換算すると7〜8年ほど)。
『この結果は,低体温は寿命を延ばす。ということです。サバイバルで生き残るような場合だと,37℃はあまりよろしくありません。』カリフォルニアのLa JollaにあるScripps Research Instituteの研究者Bruno Contiは言います。
餌を通常の1/3に制限したマウスや,体温が0.5℃かそれ以上低い他の哺乳類が40%ほど長生きすることは,既に研究者たちの間で知られていました。しかし,寿命が延びる原因が低カロリー食品の副産物なのか,それとも体温の低下によるものなのかを証明するのは不可能でした。というのも,哺乳類は外界の温度に関わらず体温は一定だからです。
Contiのチームは遺伝子工学を使って体温の低いマウスを作り出しました。彼らは"uncoupling protein 2"と呼ばれる,細胞内のミトコンドリアが化学エネルギーを放出する代わりに熱エネルギーを放出するように促す遺伝子を使いました。
彼らはその遺伝子を体温調節を司る,視床下部とその周辺部位に挿入しました。その遺伝子は事実上,(生体内の)サーモスタット(恒温装置)を加熱することになり,結果的に体温を0.3〜0.5℃下げます。
メスのマウスは20%,オスのマウスは12%長生きしました。この結果はScience誌に掲載されました。この結果は,体温が下がったことで新陳代謝が悪くなり,それによって生み出される活性酸素などによるダメージによって細胞が老化するのを軽減するためだということが示唆されます。
『少数派ではありますが,カロリー制限をしてでも長生きしたいと思う人がいます。』と,Boston(Massachusetts)のHarvard Medical Schoolで睡眠と感覚を研究するCliff Saperは言います。もし,ヒトの脳を暖める遺伝子療法が見つかれば,『あなたは人々を,それに申し込ませることができるでしょう。』
なぜ37℃が進化の過程でヒトやその他の哺乳類の平均体温なっているのかは誰にもわかりませんが恐らく,37℃が生化学的な反応に適しているのでしょう。しかし,なぜ進化の過程で36.5℃が選択されなかったのでしょうか。それはきっと,代謝が悪くて俊敏な反応ができないからなのでしょう。
『低体温であることにより利点があるのであれば,進化によってそれが選択されたでしょう。』Saperは言います。
Contiは,“長生きの人には老化速度を変える深部体温の変化があるかもしれない。”と疑います。このことは,実験用マウスの体内に小さな温度計を入れることで測定が可能です。
コメント
理想的な体温が37℃ということを初めて知りました。36.5℃が平熱で37℃が微熱かな〜と思っていました。カロリー制限によって寿命が伸びるというのは聞いたことがありましたが,体温を下げても伸びるのですね。どちらにせよ,代謝が悪くなった結果ですが。ということは運動不足の方が長生きするのではないか?と思ってしまいます。