痛みが無くなる原因
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Imagine being unable to feel any pain at all. For a tiny handful of people, that is the reality — and medical researchers have now pinpointed the mutation that removes their ability to perceive painful sensations...
元の記事
The mutation that takes away pain@news@nature.com
12/13の記事です。
“痛み”と聞いてどう思うでしょうか。たいていは“嫌だ”だとか,“避けたい”というように思うでしょう。しかし,“痛い”という感覚は非常に重要な意味を持っています。
例えば,痛みが無ければ,焼けた石の上で寝そべってみたり,手にナイフを突き刺したりといったことができるということで,自身に致命的なダメージを与えうる危険を察知することが難しくなります。
この“痛み”という感覚を失う変異があります。この変異を持つ人々は,腕にナイフを突き刺したり,焼け石の上を歩いたりとうことが平気でできます。しかし彼らは,体中の至るところに傷があり,それらが原因となって,短命な人が多いようです。
研究者たちは,その変異を持つ6人の子供からDNAのサンプルを採取して調査しました。その結果,神経細胞で特に多く発現しているSCN9Aと呼ばれる遺伝子に共通して変異があることを発見しました。(nature誌に掲載)
SCN9A遺伝子は,神経伝達に必要なナトリウムチャネルをコードしています。このナトリウムチャネルがないと,我々の脳は痛みを知覚することはできません。
この研究結果は,このナトリウムチャネルをターゲットにした鎮痛剤の開発などに応用されることでしょう。
コメント
“痛み”というのは,確かに嫌ですが,危険から身を守るという必要性からです。そう考えると生物の体は本当にうまくできているんだなぁ。。と感動します。